久米島一人旅2日目旅行記☆3月21日~後半

2日目のユイマール館へ出発前の朝に、イーフビーチホテル目の前のイーフビーチでお散歩したのを忘れていました。
人がほとんどいなくて、黄砂の空ですが、
砂は白く、海はとっても綺麗でした。
一人で散々、持参のサンダルでチャプチャプ。。。









後半へ↓
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ユイマール館へ無事着。
HP→http://www.kume-tumugi.com/yuimaru/index.htm

受け付けの方は、
おしとやかな20代前半くらい?の女の子。
本当に島の人里はなれた小さな博物館で働いていそうなイメージ。
まず紹介ビデオを鑑賞させて頂きました。
久米島織りの500年の歴史です。
伝統的な渋い色目の美しい織物で、
私は泥染めが一番好きでした。
池の底に沈底した泥を使用したもの。
染めるのにも大変な手間がかかります。
自然と手間の中で、黒色の奥深さが感じられます。
日本本土にも大変人気があり、島の経済を支えていました。
しかし、江戸時代に薩摩藩の管理下におかれ、
島の女性は14歳?~45歳くらいまで全員、織物を強制されます。
織り方のちょっとのミスも許されず、
また、少しでもミスをごまかそうとするものなら、
ばれた時は立ち上がれなくなるほどムチでたたくなど、
とても島の住民にとっては大変な時代でした。
久米島の方は、私の独断かもしれないですが、、、
ちょっと人見知りな方が多いかなぁと感じました。
少し引いて相手を冷静に見ていらっしゃるような。
それはきっと、そういった歴史の背景もあるのかなと
(外来の人による島民の悲しい過去)
ちょっと勝手に思ってしまいました。
久米島織をしているお部屋に行きました。
女性が2人、実演中です。
いろいろ質問させていただきました。
織物って、一本一本丹精に織られているもので、
今は機械により、当たり前に着ている服だけれど、
服になるまでって、本当に大変なことなんだなって思います。
昔の人にとっては貴重品ですよね。
しばらくして、一人の女性が入ってきました。
30代後半から40代前半?綺麗な方で、仕事できます!というイメージ。
その方も一人旅みたいです。
すごく織物に興味があるらしく、
そういう仕事されているのかな?
他の織物も見てきた話もしていて、
すごい質問をたくさんされて、相手にどんどん入り込んでいく
感じ!
すご~い!と私は心の中で思いました。
私もあれだけ人懐っこくなれればなと。
私は自転車返却時間がせまっていたので、出て行きましたら、
その方も少し後で出て行きました。
女性「どちらからいらしたんですか~?」
私「千葉です。どちらからですか?」
女性「東京なんです。どちらのツアーですか?」
私「オリオンツアーです。」
(オリオンツアーはツアーではなく旅行会社でした 汗)
女性「そうなんですか、もしかしたら同じツアーかな?って思ったんだけど。
織物好きなんですか?」
私「はい、興味があるので」
女性「○○織りってしってます?こないだそこに見に行ったんですけどね。」
などなど
もうちょっとお話したかったですが、自転車レンタルの延長の電話をしなければ
ならなく、出て行きました。
本当にごめんなさい。。。ありがとうございました。
―行った道を戻っていく―
行きの途中で偶然、目的の「はての浜」行きの湊に入り、「はての浜」行きの船が
あったので、帰りにまた立ち寄りました。
おじさんがもう帰りそうでしたが、
「すみません!明日の船予約してもいいですか~!?」
と飛び込みました。
おじさん戸惑った顔をされましたが、受けてくださいました。
飛び入りの無礼に頭を深々とさげ、お礼を言って私はホテルに帰っていきました。
自転車をイーフビーチスポーツクラブに無事返却。
はじめに応対してくださったお兄さん(確実に私より若いですが…20~23くらい)
が応対してくださりました。
お兄さん「いかがでしたか~?」
私「すごくよかったです。織物も綺麗で歴史とかも知れて。」
お兄さん「僕はまだ行ったことないんです。
あ、なんか興味出てきちゃいましたよ!僕も行っちゃおっかな~。」
私「ぜひ行かれてください!」
となぜか、観光客の私がおススメしていました。
島の人がみんな、地元の観光地に行ったことがある訳ではない。
私もディスニーは近いですが、シーは行ったことがないのと同じように。
お腹がすきました。
ユイマール館の行く途中でお昼を食べようと思っていたのですが、お店が見当たりませんでした。
ホテル周辺のお店は夕方以降に開店なのでその間周辺をぶらぶら。
わんこ。
はじめは私のことを知らん振りしていましたが、
ご主人様が帰ってきたら、私にも尻尾をふって
人懐っこくなりました。笑

潮が引いたイーフビーチ。


18時くらいに魚料理店へ。
カウンターへ案内されました。
一人だからですか?
広々とした店内にカウンター、
まだお客が私一人だったので緊張しました。
カウンターの中の寿司職人のおじさんに話しかけようと思いましたが、
話しかけられませんでした。。。
でも島魚のお寿司とってもおいしかったです!!
海草ブドウの味噌汁も!

私サイズに合わせてくださっている気が…
とても食べやすかったです。
職人の温かさを感じました。
帰りに
「ご馳走様でした!」
と声をかけたら。
「ありがとうございます!」
と、おじさんにっこり。優しい笑顔にと意表をつかれました。
穏やかそうな方でした。
はじめから話しかけていればよかったです。。。
そしてホテルに帰りました。

深海海洋のお風呂があるので、
普段有料ですが、オリオンさんに頂いたチケットで入ることに。
1回だけの利用チケットかと思ったら、宿泊中OKだったことに今気付きました。。。
お風呂はとても気持ちよかったです。
今日は11時前に寝れました。
ぐっすり。
二日目終了。
3日目最終日へ続く